タイガとレオの未来昭然

小学生男子2人との日々の格闘を綴る子育て記録です

知れば知るほど面白い標本の世界(グロ画像注意)

岐阜県博物館の特別展でニホンオオカミの剥製が見られると新聞で知ったのですが

この剥製がなんとも微妙な感じで・・・

オランダのライデン博物館所蔵のニホンオオカミ並みに怪しい感じ。

確かに元はニホンオオカミなんだろうけれど成形が適当すぎてなんとも残念な仕上がりになっています。


それで、別に見に行かなくていいかなーと思っていたのですが

たまたま訪れたバッタモノ販売所に置いてあった博物館のチラシを夫が手に取っているのを見ると

なんと!人魚の剥製の展示もあるそうですよ!


人魚!!

これは見に行かねばなりませんね!


私は人魚の剥製とか河童のミイラとかそういった怪しい物が大好きなのですが

家族は誰も行きたがらず

こりゃ私ひとりバスで行くしかないかあと悲しくなり

しかも朝からゲームをしていたタイガは回線が途中で切れたとかで大荒れ、レオも不穏な雰囲気に嫌気がさして部屋にこもるわで

あーもう行くのやめようかなと思うなか、なんとかみんなを車に乗せ博物館へ。

しかしあと10分で到着というところで夫に仕事の電話がかかり、急遽帰らねばいけないことに。


とりあえず博物館がある関市の百年公園の南口に私とタイガとレオを下ろしてもらい

博物館のある北まで、山越えで歩いて行くことになりました。


ま、地図の読めない私は途中道に迷ったり、方向音痴だと責められながらね。

雨が降ってなかったらレンタサイクルで南口から北口まで行けたんだけど。

でもまあ、ああだこうだと言いながら(言われながら?)歩いているうちに、タイガの気分も上向いてきました。

 

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朝の不機嫌もなんのその

特別展『理科室からふるさとの自然を見つめて』にタイガとレオは大ウケ

笑いながら楽しそうに展示を見ていました。


写真撮影OK、一部標本のお触りOKのかなり太っ腹の展示でした。


これが噂のニホンオオカミ

 

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ひどい顔でしょ


と、言うのも

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哺乳類の剥製は通常、頭蓋と手足の先端の骨をベースに

木毛(木材の細片)と針金、粘土で姿を再現していくのが一般的ですが

このニホンオオカミには頭蓋骨が入っていないのですね。

それでこんなふざけた顔になっちゃってるわけです。


ニホンオオカミの剥製は国内に3点しかなく、展示標本は1904年に捕獲されたもの。

1905年に最後の一頭が捕獲され、それ以降姿を見たものはなく、ニホンオオカミは絶滅しました。

 

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剥製の内部の詰めものは木毛以外では、発泡ウレタンなどの樹脂や繊維強化プラスチックで胴体を作製することもあります。

 

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このタイリクオオカミは猛獣の雰囲気を再現するために、樹脂製の口芯使っています。

 

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剥製に使う義眼、耳芯、口芯


何度かトライしたものの根性が無くて組み立てられませんでしたが、私、けっこう骨格標本も好きでして

 

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海岸に漂着したアオウミガメの骨

 

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骨なんだけどほぼそのままのアルマジロ

 

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昔は薬局のウインドウによく飾ってあったよねセンザンコウ

 

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理科室にありげな人体模型も


展示は魚類、鳥類、昆虫もありましたが

私、哺乳類と爬虫類と両生類にしか興味が無いのでそれらについては語ることなし。

ただ、アトラスオオカブトの頭と上翅だけ展示してあって、ナニコレ?と解説を読んでみると

百年公園で見つかった、鳥類に捕食された遺骸だそうで(外来種が野外に放逐されているということ)

あ!さっき山越えする時に道に迷って降りた階段で

やたらとクワガタムシやカブトムシの頭と上翅が散乱していて、何事かと気味悪かったのですが

あれって鳥に食べられた跡だったのねと合点がいきました。

博物館って気付きの場だね。面白いね。

そして、道に迷った私の方向音痴も好奇心と知識のきっかけになるね!

と、あまりにもタイガとレオが私の方向音痴を責めるのでちょっと自己弁護してみました(^_-)テヘ


ではお待たせしました。

いよいよ人魚のミイラですよ。

気が弱い方は、見るのを控えて下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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幕末から明治の初めにかけて、見世物小屋では人魚や河童のミイラが展示されたそうで

上半身がニホンザル、下半身はサケやコイがつなぎ合わせてあります。

 

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この剥製は、今回の特別展のために、現代の剥製師が作ったものだそうです。


ホントは生きている動物が1番ですが、剥製や骨格標本はごくごく至近距離で観察出来るのでそれはそれで面白いものがあります。

その他のみどころは、毛皮の質感に注目のカモノハシと、これまた造形がおどろおどろしいアマミノクロウサギです。

とても楽しい特別展でした。